■あっせんのメリットとデメリット

                 

 ◆メリット

  この制度を利用する利点としては、裁判制度を利用する場合と

  比較して主に次のような利点があります。

  ●迅速

   裁判で判決を得る場合には約8ヶ月から1年、控訴した場合には

   更に1年、合計で約2年ほどの期間を要します。

   これに対して、労働局のあっせん制度は申請からあっせん期日まで

   約1ヵ月半程度、あっせん案の受け入れまでも含めても約2ヶ月程

   度で解決します。

  ●低廉

   労働局のあっせん制度は申請料0円、つまり申請に要する費用は

   かかりません。

  ●後に尾を引かない

   あっせん制度はあくまで当事者の合意による解決制度ですから、

   裁判の判決のように白黒をつけるわけではなく、したがって勝ち

   負けという概念がありません。後に遺恨を残しません。

  

 

 ◆デメリット

   ●相手側への参加などの強制力がない。

    一方の当事者が、あっせんの 参加を拒否したり、あっせんに参加し

          たとしても、あっせん案の受け入れを拒否したりすると、あっせん

          不調となり打ち切りとなります。